2015年12月29日

三世代同居住宅募集

三世代同居住宅募集  

 掛川の風景を創る会では、"時ノ寿木組みの家"ブランド名で地域型住宅グリーン事業に採択されている。
 国い交省木造住宅振興室から、三世代同居型に対応した良質な木造住宅の整備促進で、30万円の補助制度の情報提供があった。
 地域型グリーン事業とあわせると、120万円+30万円で最大150万円の補助となる。
但し、残念ながら、掛川の風景を創る会の持ち分は1棟分です、募集を煽っている訳ではアリマセン。

確かにバラマキ感のある補助ではあるが、掛川の風景を創る会が提案する"時ノ寿木組みの家"は、他の採択案が、車で言えば、単に目先を変えたモデルチェンジであるのに対し、時代の要請を真摯に受け止めた提案だと自負している点で補助金を受ける価値があると思っている。

 特に住宅のつくられ方や携わる職人達に対する立ち位置は、採択案の中で十分と吟味されなければならないと思う。
 まず第一にゴミの問題がある、今つくられる住宅のほとんどが未来には産業廃棄物という名のゴミになる、とすれば、未来にゴミを押しつけていいのだろうか、苦労するのはあなたの愛する子供達に他ならないのだから。 
 TVやカタログの美しいプロモーション映像や画像にだまされてはいけないと思う、その映像の裏には多量のゴミが廃棄される事実があり、ゴミは未来の人に不自由を押しつけている。

 他方「時ノ寿木組みの家」の家造りは資源循環型の社会の仕組みをもっている、尊敬する建築家丹呉明泰氏は「住まいを造りたいという動機は、木を組み、壁土で住まいを造ってきた人間の過去が詰まっている現在に発するものだ」と。
 
 この一点をもっても、「時ノ寿木組みの家」は造るに十分値すると思っている。

 ・条件は三世代同居
  ・建設費の10%以内で150万円/戸を上限
  ・来年6月までに契約、来年12月末に完成して実績報告。 
・27年度補正予算成立が条件


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