2017年03月07日

ローソクの廻りに集まれ!

ローソクの廻りに集まれ!

 2011年3月11日の東日本大震災から6年目を迎える、しかし、震災と東京電力福島第1原発事故に伴う避難者数は、岩手、宮城、福島の被災3県で、いまだ約8万5000人(2016年12月の時点で)、大半はプレハブや借り上げの仮設住宅に住いという、現地の暮らしの復興は、まだまだ時間がかかるだろう。

 被災地の現実は、遠く静岡の地に住む我々にとって現実的ではない、TVや新聞などメデイアを通じて、或いは、現実を目の当たりにしてきた支援団体が、口を酸っぱくして説いても、違う世界の物語のように覚える。

 ”日本は世界で発生するマグニチュード6以上の地震の二割が起こる”そんな危険地帯に住んでいるに関わらず、”東海沖地震が”くるくる”と言われながら、30年も来ないことに疲れてしまったのか、地震への関心は薄い。
 いわゆる「ノーマルシイ・バイヤス(正常化偏見)」の罠なのだろう。

そんな、根拠のない安心感に”渇!”を入れる取り組みを紹介したい。
   
”小さな3・11 絆の集い” 親しい人々と防災や被災者を考えよう
というイベントの企画がある。

 来る3月11日の午後7:00、家中の明かりを消し、ローソクを灯して家族で防災や被災者に思いをはせ、地震等が発生した時の避難方法や、避難場所、家族の連絡方法を話し合う一時を持とうというイベントです。




 参加したい方は3月11日午後7:00、ローソクを抱えてスタンバイです、その時、ローソクの、か細き明かりというどもいかに頼りになり、勇気を抱く事が出来るか……

 ちなみに、このイベントは、掛川市の永福寺、イズモ葬祭、ふっこう掛川の三団体の協働運営です。
  

2017年03月02日

土壁の家の薪ストーブ体感のお誘い

 土壁の家の薪ストーブ体感のお誘い  

 3月29日(日)、山から始まる家づくりの第二回ツアー「原木市場丸太買い付け+土壁の家薪ストーブ体感」と銘を打て行います。
 
 ところで”「山から始まる家づくり」って、住宅過剰供給により、空き家問題が各地を悩ませているのに、さらに新築を押し進めるのか、あるものをどう生かすか考えろ”とお叱りを受けるかもしれないキャッチコピーに悩んでいます。

 このツアーは最後に「住宅医家づくり学校 現在から未来へ住み継ぐかたち」と題して参加者とセミナーとうか話し合いをする予定です。
 学校では、家づくりは、初めに住宅というハードをつくることありきとか、まず間取りで考える、或いは、住宅に暮らしを無理矢理押し込めるのではないこと。
 家づくりは、ハードでなく暮らしの場をつくること、施主・設計者・職人がフェアな精神を基本に協働してつくること。

 要するに”住まいをじっくり考えようぜ”という機会をつくるので参加しませんかという企画、その考えた結果、造らないという選択もありえる訳です、どちらにしても暮らしを考える切っ掛けになればというお思いで企画しました、その点ご理解ください。

 もちろん我々も「住み継ぐ」ことが出来るように、仕事につながれば言う事なしです。

 前置きが長くなりましたが、本日の本題「土壁の家の薪ストーブ体感のお誘い」
土壁の家の現在の暮らしぶりを切り取ってきました。