2016年01月22日

時ノ寿の森ワークショップ・「炭素循環農法」 

時ノ寿の森ワークショップ・「炭素循環農法」  

 第三回目の時ノ寿の森ワークショップ、三回目は「炭素循環の農法」実践者の城雄二さんです。

「”腐る”と”発酵”の違いですよ、昔から”味噌糞に言う”という諺があるじゃないですか、今の人は味噌と糞の区別がつかない”、”自然に学べばいいじゃないですか!”」
 人の脳の観念に基づく小賢しい振る舞いが、生命の力を、あるがままの自然の仕組みを理解することを妨げていると城さん。


 目だけで見るな五感で観ないと見誤る、僕らは対象をアトム化し部分を解釈し、部分の積み重ねから全体を理解しようとする、そうではなく、対象を丸ごと飲み込みめと言っているらしい。


 部分人間の僕、その問いに右往左往し、眉間にしわを寄せる。
 そのタイミングを見計らって、”仮説だとよ”と城さん、脱力する僕。


4年かけたフカフカの畝と新しい畝(後ろ)

 
 自然の営みは単純らしい、すでに自然の摂理に埋め込まれている、その単純な原則は、五感を使って物事をあるがままに観る姿勢が大切。
 ”なぜ””なんで”の繰り返し、人間(小賢しい知識を振り回す、常識に縛られている)をやめると自然の生命の声を聞くことができ、畑が教えてくれると。

 解答が必ずある、問題と解答がセットで存在する教育を受けている現代人、そもそも、常に解答が用意されていたらつまらない、疑問そのものが重要なのであって、疑問のたて方の中に解答が潜んでいることに早く気づくべきだろう。

 ワークショップ前半は城さんお畑で野菜をもぎ取り食して味を確かめるた、畝に3年~5年(土質により違う)、急ぐ現代人にはなかなか難しい。
 
 後半は城さん宅でたんじゅん農法でつくった米と野菜をいいただく。

時ノ寿の森ワークショップ・「炭素循環農法」 
時ノ寿の森ワークショップ・「炭素循環農法」 
発芽玄米のご飯と具たくさんの汁、野菜サラダ、漬け物など5品をいただきました。
にんじん美味しかった。

 追伸 ”腐る”と”発酵”の違いとエネルギーの授受についても非常に興味深い話だったので次回のブログで報告します。


同じカテゴリー(●掛川の風景を創る会)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
時ノ寿の森ワークショップ・「炭素循環農法」 
    コメント(0)