2015年10月09日

高気密高断熱でなく低気密高蓄熱その1

高気密高断熱でなく低気密高蓄熱その1

2020年以降、住宅の新築する場合、省エネが義務化される。なぜか
1)増加する世界の化石燃料によるエネルギー消費
2)地球温暖化、化石エネルギー資源の枯渇という問題
18世紀半ばから19世紀にかけて起こった産業の変革と、それに伴う社会構造の変革以降、化石燃料の仕様が増加の一途をたどり、結果資源の枯渇と地球環境そのものが悪化し、気候変動を引き起こし、人類の生存が危機に貧しているから。

高気密高断熱でなく低気密高蓄熱その1

 図にも在るように、住宅のエネルギー消費が他分野に比べ1990年比で増加していることが省エネ義務化の要因だ。

 20120以降の新築住宅は、外皮の熱性能と一次消費エネルギー消費の二つの基準が設けられ、これをクリアーする性能を求められ、必然的に高気密高断熱の性能が求められることになるだろう。
 省エネ義務化を目前にして、現在盛んに、住宅省エネルギー技術講習会が開かれている。

 このブログでは、省エネ住宅が本当にエコロジカルなモノかどうか、「上記の1)と2)の解決策として求められる住宅は、現在叫ばれている「高気密高断熱でなく、低気密高蓄熱である」


※低気密高蓄熱という手法は、長年民家の温熱環境を調査されてきた金田正夫氏(無垢里)が提唱されています

 このことについて次回から考察してみたい。



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