2012年01月04日
Take part in(住まい手も参加する家づくり)

NPO法人時ノ寿の森クラブと協働した山から始まる家づくりの提案。
Take part in(住まい手も参加する家づくり)
住まいが、住まい手(建築主)の手から放れて久しい、かつて*)普請は大工棟梁の采配で、住まい手や住まい手親族も参加しての共同労働でもあった、例えば、社会の基盤をなした「結」は共同労働の意味を持つた慣行だったし、建前、屋根葺き、荒壁掻けなど短時間に労働力を必要とするとき、親戚や組内から応援を頼む相互扶助の慣行があったことよく知られている。
戦後、「結」は衰退し、住まいの建設は外部化され、業者が請け負ったり、工業製品化で対応したりするようになり、住まいづくりは、よくわからないブラックボックス化かされてしまった。
結果、欠陥住宅発生する環境ができてしまったといっても過言ではないだろう。


間取りを決め、契約書に判を押し、キッチンなどの住宅設備機器や材料をカタログから選び、3ヶ月も経てば出来上がり、これが我が家かと感慨にふけるのだろうか。
最近長期優良住宅が取りざたされるが、建設段階で住まい手をスポイルしていて長期に渡り住まいを維持管理する動機付けができるのだろうか。

「時ノ寿・Standard・木組の家」の仕組みの一つに”Take part in:住まい手も参加する家づくり”がある、プロに任せっきりではなく、やれるところは参加しようという仕組みが特徴だ。
家づくりの一部に参加し、手の後を刻むことで、家づくりの記憶を豊かなものにしてくれるだろうし、後に語りぐさになるように、もめればもめるほど、失敗すれば失敗するほど家族の会話を深めてくれるだろう、家づくりは家族の絆を強める行為でもあるのだ。
結果、住まいに対する愛着や愛情は深まり、維持管理する動機付も高まる。
具体的には家づくりの何を”Take part in”するか。 メニューを紹介する。
・内外部の木部塗装
・竹小舞掻き(荒壁下地)と割竹つくり
・荒壁掻け
・焼き杉つくり
・三和土の叩きなど。
「時ノ寿・Standard・木組の家」の家づくりは、「はい!ご注文の品ができました」と通販で配達れる用に楽な家づくりではないことも確か。
*)普請
「あまねく人々に請う」という意味で多くの人に呼びかけ使役についてもらったことに由来する。
Posted by pasarela at 18:09│Comments(0)
│●「時ノ寿木組の家」の海図