2011年11月30日
「時ノ寿 Standard 木組の家」 1)Desighed by nature 土編

NPO法人時ノ寿の森クラブと協働した山から始まる家づくりの提案。
「時ノ寿 Standard 木組の家」 1)Desighed by nature 土編
日本の民家をかたちづくるモノは木と共に土壁と三和土を忘れるわけにはいかない。そして壁と土間の原点、それは土に他ならない。
朽ち果てた下見板から見えるひび割れた土壁や黒光りする三和土に生活の息吹を感じた経験は誰にもあるはず。

土壁
夏 「ひやひやと壁をふまえて昼寝かな 芭蕉」
冬 「 埋火や壁には客の影法師 芭蕉」
「ひやひやと壁をふまえて昼寝かな」は、夏でも冷気を蓄えた土壁の気持ちよさが、足を通して感じられるし。
「 埋火や壁には客の影法師」は冬、 囲炉裏を囲み暖をとる主人と客、炭火の明かりが土壁に映し出す影に、土壁のほのかな暖かさ感じさせる。
三和土
三和土は農家だけでなく町屋にも多くみられ、近隣と結びついた生活の場として、暮らしに濃密な空間を創り出した。

土はずっと我々の暮らしと寄り添ってきた。それからいろいろと学んだ、火に強いこと、湿気を調整してくれること、熱を蓄えてて、適度に放出してくれる(夏は蓄冷、冬は蓄熱)、複雑な形態に追随できること、文字通り土に還ることなどなど。
Desighed by naturet とは、日本の気候風土をデザインすることと木と土という素材を生かす技を活かすことです。
文字通り土に還る土…暖かいような・冷たいような、硬いような・柔らかいような、そんな両義性をもつからおもしろい。
Posted by pasarela at 16:24│Comments(0)
│●「時ノ寿木組の家」の海図