2011年11月19日
住まいのかたち

NPO法人時ノ寿の森クラブと協働した山から始まる家づくりの提案。
「時ノ寿 Standard 木組の家」の第2弾は”せがいの家”です。
せがいの家では梁を3段に組んでいます。
せがい造りとは何か、
「せがい」→「船枻」と書き、近世の民家に置いて側柱上部から腕木を突き出して小板を張った棚を持つもの。
元来は船の両舷の渡した棚板(せんがい:船枻)のことを言った、幕藩時代に置いては、はじめは村役人層の住居にしか許されなかった:建築用語辞典・技法堂出版…とある。

図出典: 日本列島・伝統構法の旅:建築知識1998 2月号より
せがい造りには、かねてより関心があり、中山道の馬籠や大平宿を訪れた時に随分と気になっていた、過日、松井郁夫氏主催の木組みゼミに参加した折り、氏の設計による”せがいの家”の説明を伺い、その品性のある佇まいに魅了された。

せがいの造りの魅力は、せがいの部分にある、せがい部分は住宅に深い影を与え、印象的な表情を創り出す、と同時に1階に軒下空間を作り、直射日光を遮り、風雨から外壁を守る効果がある。
松井氏も”日本列島・伝統構法の旅:建築知識”で
”…建物のファサードに彫りの深い陰影を創り出し、町並みに奥行きを与えるなど、機能的にもデザイン的にも優れた構法だと言える”と述べている。
”せがいは”「時ノ寿 Standard 木組の家」のstandard。
Posted by pasarela at 10:55│Comments(0)
│●「時ノ寿木組の家」の海図