2019年04月18日

M事務所 建前初日

建前初日

 M事務所の建前は二日間。  

 二日目に上棟、一日目は土台の据え付け、柱建て+貫のセット、で、今日建前初日はすべて人力で行った。

 建築の構造システムの安定性を保証する要素に耐力壁があります、耐力壁は軸組の間にはめ込まれ、水平力を負担しますね。

 「時ノ寿木組みの家」では、ある程度の初期剛性(壁倍率2倍程度)が確保でき、さらに大きな変形能力(最大層間変位角1/15程度)が期待できる壁を原則としている。
 
上記の性能を発揮できる壁として土壁(貫が変形性能を土が剛性を確保する)があります、「時ノ寿木組みの家」ではこの土壁を原則採用。

 貫は柱への”のめり込み”で耐力を発揮するので、柱との接点を多数確保し、さらに引き通すことが肝要。

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土台のホゾ
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貫は通して継ぎ手のない方がよい、継ぐ場合柱内で同士鎌にする。
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貫の継ぎ手は柱の中
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女性の大工さん
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鼻栓穴の加工
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 一日目終了、明日はいよいよ梁や桁などの横架材を掛けて上棟です。



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