2013年03月02日

国産材普及の答えは男性にあり

NPO法人時ノ寿の森クラブと協働した山から始まる家づくりの提案


 国産材普及の答えは男性にあり。  

 しずおか木の家推進事業の講演会に参加した、講師は>(株)グリーンマム代表の川畑理子さん、川畑さんは速水林業、速水亮氏の次女。
 速水林業と言えば、3年前に視察で訪れ、速水氏には丁寧に山を案内していただいた。
林業は、昔ながらの技術や独特の商慣例(相場を見る)を墨守する余り、産業的には非効率で古くさい業界だというイメージがあった。

  国産材普及の答えは男性にあり

 しかし、速水氏のお話は真新しいことばかりで、深く感銘を覚えた、そんな速水氏のご息女だけに、最初に興味を感じたことは事実だが、一方では、木材業界の枠を超えて連携していく必要を模索している時期で、講演の案内に記載された「~都市と森をつなぐ~木材コーデイネーター」のコピーに背中をぐっと押された、と言うべきかもしれない。

 国産材普及の答えは男性にあり

 講演は、少し早口だったのが少々残念。 (*_ _)人ゴメンナサイ 
 でも、ビジョンと思いを成し遂げる情熱に刺激された、ヒントもいくつか頂いた。
      …”有り難うございます。”
 
答えは身近にある

 川畑氏の講演で、業界関係者が一番聞きたかったのは、国産材の普及を、”何が妨げているのか”、使ってもらうために”何をすべきか”ということだろう。

 そんな質問に対して、川畑氏は”決定権のある人を説得する”と回答したが、これってまことにまっとうだが、僕にとってはすごく新鮮な響きがあった”そうだよね!”と膝を叩く音が聞こえてきそうだが、質問氏は不満だったのではないか←推測 ヾ(・・;)ォィォィ

 例えば、住宅の打ち合わせでは、最初、ご夫婦を前に挨拶、世間話から始まり、徐々に本題へ話は進むが、時が経つにつれ、具体的な話に話題が及ぶに従い、発言量は女性が断然増え来る、男性の発言は、時にして女性に制せられるし、女性から自分に都合のいい判断をひきだされる”
 旦那を見て”良いわよね!”  ”ううんヾ(- -;)うん”などと。

 だから女性を説得しろと言うのではない、その逆、男性を引きずり込むことが肝心。

国産材普及の答えは男性にあり

国産材普及の答えは男性にあり

 住まいづくりに、男性の影が薄くなって久しい、男性を引っ張り出し、家づくりに参加させる、三和土の叩き、土場の土コネ、小舞、土壁、塗装、込み栓製作、建前での掛けや、込み栓打ち等々、どれもこれも、童心にかえり、嬉々として作業する男の顔が見れる。

 普段と違って、凛々しく、すがすがしく働く旦那の姿を見る
→女房殿は惚れ直す→材料の決定に対する旦那の重みがます
→”木の特性を活かして、国産材を使おうと旦那に言ってもらう”
→国産材の使用が増える。


 

 ”時ノ寿木組の家”の家づくりは参加型の家づくりですヨロシク(^○^)/。


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