多彩な表情

pasarela

2020年03月14日 11:12

多彩な表情


 荒らしもの、磨き、押さえもの、撫でものなどの仕上げ、土もの、漆喰、セメントなどの素材を生かす多様性、さらに複雑なかたちを自由に造形できる可塑性と、左官は多種多様な表現方法で魅了する。
 
 今施工中の事務所も左官工事の真っ最中、その多様な表情を紹介します。





床編
 セメントモルタル系の仕上げ、随時大きな力がかかる床などに使われれる仕上げに人造石仕上げがある、この人造石は表面強度を上げるために高品質の骨材(種石)を混入して、耐久性を高める仕上げで、高級感も得られる。

その骨材(種石)の大きさや種類により洗い出し、テラゾ、研ぎ出しと施工と仕上げ後の表情が変わる。


 研ぎ出Ⅰ 種石に貝殻(貝殻の内側、虹色光沢を持った真珠層の部分)と寒水を混入。


研ぎ出Ⅱ 色モルタル+種石の寒水(大理石)を入れ研ぎ出す。


研ぎ出Ⅲ 色モルタルで自由造形

関連記事