見えにくい左官工事

pasarela

2016年10月18日 19:16

「掛川から”土壁の出番”を叫ぶ」 リフォーム工事もやっと終盤を迎えた……一週間前と同じフレーズ.

10月11日以降、壁の中塗りと本日天井の仕上げをおこない、やっとここまで来たかとほくそ笑んでいると。
 ”何処が変わったの!”と施主の声。

 確かに、注意して観察しないとその変化は実感できない!左官工事って下地をつくることに時間を割く。






 左官の魅力は、材料の組み合わせや仕上げ方法を変える事で多彩な表情、表現が可能な事だろう。。
 これを支えているのが下地処理だ、、下地塗り、直し、中塗りという行程、でも行程を踏む毎に塗り重ねられるので、その作業跡が見えなくなってしまう、仕上げは左官の全体のほんの僅か、これが左官の特徴であり、分かりにくさの原因だろう。

 でもこの下地処理が重要な事は言うまでもないが。

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