「気候風土型」という住まい その七 通風効果を考えた装置  

pasarela

2022年09月15日 17:49

「気候風土型」という住まい その七
通風効果を考えた装置  



ヨシコ
“気候風土と言えば、室内を流れる「風」も重要な要素ね!”
クニオ
“僕らは皆「風」が好きだよね”
ヨシコ
“夏の夕方の縁台、素肌に心地よい涼風、風鈴の音、風に戯れる髪、五感で感じてきたわね”
クニオ
“風には名前もあるし……例えば「風の又三郎」とか”
ヨシコ
“宮沢賢治ね……私は「六甲おろし」かな、阪神ファンではないけど”
クニオ
“コチ(東風)、ハエ(南風)、ヤマセ(山背)  そうそう、俵屋宗達が描いた大胆な構図の風神は傑作だよね!”



ヨシコ
“ところで、風の正体って?”
クニオ
“温度差で起こる、高気圧から低気圧へ、海風と陸風、民家の知恵  かな”
ヨシコ
”そういう条件のもとで起こるってことね、ところで民家の知恵と?”
クニオ
”住まいの北側に冷気のたまり場をつくる、樹木のあるちょっとした庭なんだけど”
ヨシコ
”庭があると  ?”
クニオ
”南側は暑くて空気は軽くなり上昇気流が起こる、だけど北の庭は日陰になり低温で重く、下流気流が起こる、すると北庭から南に向かい風が流れる”
ヨシコ
”温度差で起こる風か   パチッ☆-(^ー’*)bナルホド  ”

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