「気候風土型」という住まい その七 通風効果を考えた装置
「気候風土型」という住まい その七
通風効果を考えた装置
ヨシコ
“気候風土と言えば、室内を流れる「風」も重要な要素ね!”
クニオ
“僕らは皆「風」が好きだよね”
ヨシコ
“夏の夕方の縁台、素肌に心地よい涼風、風鈴の音、風に戯れる髪、五感で感じてきたわね”
クニオ
“風には名前もあるし……例えば「風の又三郎」とか”
ヨシコ
“宮沢賢治ね……私は「六甲おろし」かな、阪神ファンではないけど”
クニオ
“コチ(東風)、ハエ(南風)、ヤマセ(山背) そうそう、俵屋宗達が描いた大胆な構図の風神は傑作だよね!”
ヨシコ
“ところで、風の正体って?”
クニオ
“温度差で起こる、高気圧から低気圧へ、海風と陸風、民家の知恵 かな”
ヨシコ
”そういう条件のもとで起こるってことね、ところで民家の知恵と?”
クニオ
”住まいの北側に冷気のたまり場をつくる、樹木のあるちょっとした庭なんだけど”
ヨシコ
”庭があると ?”
クニオ
”南側は暑くて空気は軽くなり上昇気流が起こる、だけど北の庭は日陰になり低温で重く、下流気流が起こる、すると北庭から南に向かい風が流れる”
ヨシコ
”温度差で起こる風か パチッ☆-(^ー’*)bナルホド ”
木の家 #木組みの家 #土壁漆喰 #民家再生 #自然素材で健康的な暮らし #省エネ住宅 #愛がある #手間かける時間かける #古民家に学ぶ #気候委風土型住宅 #リフォーム #住宅医 #掛川市 #菊川市 #松ケ岡
関連記事