気候風土型」という住まい その八 通風と吹き抜け・高窓  

pasarela

2022年10月25日 11:36

気候風土型」という住まい その八
通風と吹き抜け・高窓  /

ヨシコ
“高窓って ……  私の家も吹き抜けと高窓があるから、気候風土適応住宅ってことかしら”

…… (゚A゚ ) 突然何を言い出すか、KY面目躍如たるヨシコさん。





クニオ
“「気候風土型適応住宅は、省エネ法の基準をクリアーすることは困難だけど、地域の気候風土に応じた住まいに特徴づけられる要素を備えていて、省エネ住宅では叶えられない暮らしが達成できている」ということだからね”
ヨシコ
“だから …… 高窓の効果だと思うけど、風が良く通るから …… エアコンもあまり使わないし!   ”
クニオ
”えーと それだけでは気候風土型適応住宅とは言えないんだよ「地域の気候風土に応じた住まいに特徴づけられる要素」を備えていて、環境負荷の少ない家ということだから“    
ヨシコ
“そうですか残念!   ”

……しばしの沈思黙考の後  良い質問をしてくれました  (´▽`)アリガト!

ヨシコ
“じゃーこの遠州地域に特徴付けられる要素ってなんだろ!”
クニオ
“1年を通じて日射量が多い、夏の海風、冬の北西風、温暖な気候と言われるわりには寒暖差(一日の)が大きいなどなど …… かな”
ヨシコ
“じゃー 夏の海風を誘い込んだり、採光を確保しやすい吹き抜けは、この地域に特徴づけられる要素よね?”
クニオ
“吹き抜けは「風」がある地域では、家の中に風を誘い込むうえでは効果的だから、この地域でも特徴づけられる要素だと思いますね”
ヨシコ
“だとすると、心理的な部分はどうでしょう? 吹き抜けは、解放感があって気持ちもよいわね、気持ちが良いといった心理的な効果も気候風土適応鋳型の対象要素になるんじゃない?”
クニオ
“確かに、暮らす上で、心理的、生理的に良い影響を及ぼすからね”
ヨシコ、
“でしょう!”
クニオ
“吹き抜けのある暮らしは、住まい方という点で特徴づけられる要素になりそうだね …… ”

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