2017年08月02日

ぼちぼち始める家づくり学校開催の報告  

ぼちぼち始める家づくり学校開催の報告 
 「新しく建てるから、今ある住まいを何とかしよう」開催しました。

 7月23日の日曜日、下界はうだるような暑さ、時ノ寿の森は、さぞ過ごしやすいかと期待される方も多いかと思いますが、蒸し暑さは変わりません。
 ただ、会場の森の駅は、風の通り道、その風が汗ばむ体から熱を奪うので、暑さをさほど感じず、程々快適な勉強会となりました。

 さて、ボチボチ学校の報告です。
午前中の授業は、1時間目が
・「今あるモノを活かす工夫 実例を通じて考える
ぼちぼち始める家づくり学校開催の報告  


 掛川の風景を創る会のリフォームの定義は、リフォーム=「資産価値を高める」であるべきを方針としている。
「資産価値を高める」リフォームと 「資産価値を高めるない」リフォームの違いの詳細は後日に譲るとして、今回はその手法と結果の評価について事例を通じた授業となりました。

 
続い2時間目は
 ・時ノ寿木組みの家の実例
ぼちぼち始める家づくり学校開催の報告  

 こちらは、新築事例の紹介、工事中と竣工写真と「時ノ寿木組みの家」の造り方の仕組みと構法の紹介、さらに竣工後のdateから読みとる住まいの温熱環境の性能、そして光熱費などなど。
 
 午前中は、参加者2名と少数なので、授業中も疑問が生じたら即発言、そこから議論がはじまるので疑問に対する理解も深まるし、どの点に興味があるのかも分かり易い。

 性能評価に対しては、興味がわきやすく質問や疑問が多く上がった。


 今回の事例はすべて事前に性能評価を行い、その結果に基づいて目標を定め、設計を行っている。
 竣工後は出来るだけ、すまい手の協力を得て、date(温熱環境の)を採り、竣工後の光熱費を教えていただき、目標が達成できているか確認する作業を行ってきましたが、途中経過も含めての授業となりました。
 
 皆さの関心事は、これまでの暮らしで消費してきたエネルギーをどの程度削減したとかもさることながら、エネルギーや光熱費の削減率に対するイニシャルコストの増加と、向こう数十年のランニングコストの削減、具体的な費用対効果、家計に与える影響なんだろうなと感じた。
 
 今回のボチボチ学校では、事前の性能評価と目標設定と設計、竣工後の性能評価、いわゆる僕の設計力が如実に現れる授業でした ァハハ・・(´゚Д゚`;)


午後からの授業は、ファイナンシャルプランナーによる
 ・「60歳から老後を考える」+「今から出来る資産運用」
 ・「資産なる家づくり」
   の二本立て、報告は次回に!


同じカテゴリー(●「時ノ寿木組の家」の海図)の記事
平安の雅:やまと絵
平安の雅:やまと絵(2023-12-27 21:30)

民家再生:旅装束 
民家再生:旅装束 (2022-05-17 19:12)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ぼちぼち始める家づくり学校開催の報告  
    コメント(0)