2017年04月08日

竹小舞い+土壁塗り体験を企画した理由 その1  

竹小舞い+土壁塗り体験を企画した理由 その1  

 始まる家づくりのシリーズの第4弾は、竹小舞い+土壁塗り体験のイベントです。

 さて、その「竹小舞い+土壁塗り体験」を企画した背景は2つある。

 一つは住まいの環境性能に対する関心が高まっている事。

 二つ目は、住まいなど暮らしの場を造る行為を、すまい手自身が、もっと身近に感じたい、より自由に楽しく関わりたいという欲求が高まりつつある。
 この二つが背景にある。

 ところで、この記事は長文になるので2回に分けて掲載します、今日は前半です。

■環境性能に対する関心の高まり  
 日本では、住まい(住宅)を構成する内外装材は、ほとんどレデイメード化された建材を、コストや性能に応じて、カタログから選ぶことになる、そしてその選ばれた内外装材のほとんどが石油由来の建材であり、最後は産業廃棄物として未来世代の負の遺産となる。

 だから、ここで言う環境性能とは、住まいを形づくる素材や材料の、生産から製造、使用、廃棄に至るプロセスでの環境に与える影響の度合いを言っている。

 さらに、建材から揮発する化学物質が、人体に与える影響をも考慮すれば
  ”自然素材がいいよね!”に関心が高まる、実際、住宅メーカーのカタログ見ると”自然素材で造ります”というコピーが溢れている。

 日本では、永らく”木”と”紙”と”土”そして補助的に”竹”が建築材料として親しまれてきた、最近この材料が再評価される時代になってきた。
竹小舞い+土壁塗り体験を企画した理由 その1  
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竹小舞い+土壁塗り体験を企画した理由 その1  
  
 サステイナビリテイ(持続可能性)という言葉、概念が最初に積極的に使われたのはドイツの林業分野だったそうだ。
 今は忘れられ見る影もないが、日本の建築もかつてはサステイナビリテイな仕組みを持っていた、製造のプロセスにおける環境性能に対する関心の高まりは、サステイナビリテイな仕組みを見直す機会だろう。

 その肝に土壁がある、環境性能の良さをアピールして、土壁の家を増やす試みの小さな一歩が今回の体験です。

すごくおもろいから参加してね。

二つ目は理由は次回のブログで。



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